こんにちは。施工管理の守屋です。

賃貸からマンションへと住み替えされるお客様のリノベーション工事をさせていただきました。

 

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築年数が35年を超えるマンションでしたが、内装がきれいなお部屋は現状のままとして水周りを中心に施工させていただきました。キッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレを交換するプランでしたので、まずは耐用年数を超え、いつ水漏れするかわからない状況となっていた給水・給湯配管の更新工事を提案させていただきました。

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After

 

 

 

 

 

 

一般的に給水・給湯用では、銅管の期待耐用年数は30年、塩ビ管は30~40年が目安とされています。ただし、給水管の耐用年数は使用頻度や水質、設置状況、更には周辺環境の影響を受けることから、マンション管理においては、給水管・給湯管は20~40年程度の耐用年数を設定しているケースが多いです。

配管は耐用年数を迎えると様々な問題が発生しやすくなり、特に水道配管の劣化が進むことで日常生活に大きな影響を及ぼすトラブルが増加します。

例えば、耐用年数を超えると錆や腐食が進行し水質の劣化が問題になることがあり、加えて老朽化した配管においては、水漏れが発生するケースも少なくありません。これらが放置されると、マンションのような集合住宅では住戸間で被害が拡大する可能性があります。

こちらのマンションでは築年数が35年を超えても給水・給湯配管の更新工事が行われていませんでしたが、今回のように水周り工事のタイミングで配管更新工事をしておくと結果的に費用を抑えられますし効率的です。

見えない部分の配管をチェックすることは難しいので、配管の劣化サインを見逃さないようにすることが大切です。キッチンや浴室などの水周りで、普段と異なる水圧の低下や流れの乱れがないか観察し状態を把握しておくようにしましょう。目視できる兆候が確認できた場合は放置せず、ヤマシナまたは専門業者にご相談されることをお勧めします。

 

7月26日(土)「住み替え&リノベーション勉強会」を実施します。
将来を見据えた住み替え・リノベーションの基本を、わかりやすく学べる勉強会です。ご家族やご自身のこれからのために、ぜひご参加ください。

 

 

 

 

 

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