厳しい残暑が続いておりますが、次第に寒い季節になっていきます。特にご入浴の際に寒さを感じることが多いと思いますので、今月は浴室の寒さ対策をご紹介いたします。
★手軽で簡単
浴室の窓付近で冷気を感じやすいのは、一枚ガラスの窓は断熱性が低く窓面を通じて熱が逃げやすいからです。さらに窓枠の隙間から直接冷気が侵入し、浴室全体の温度を下げる原因に・・・。特に経年劣化した窓では顕著に現れやすいです。
浴室に窓がある場合は、窓からの冷気を防ぎ浴室からの熱を逃がさないよう断熱シートを貼ると効果的です。
また、入浴中の換気は温かい空気が逃げ冷たい空気が入ってくるため、換気扇は「切る」または「一時停止」にしておきます。24時間換気システムの場合は「弱」や「冬期モード」に設定するか「一時停止機能」を活用しましょう。入浴後は換気扇を回し、浴室内の水分を乾燥させてカビの発生を防ぎます。
★★部分リフォームで改善
断熱窓/浴室の窓を断熱窓にする
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断熱窓は既存の窓の内側にもう一つ窓を設置する「内窓」を設置する方法が一般的です。(複層ガラスを採用するとさらに断熱性UP!)室内と室外の温度差を緩和して快適な温度を保ち、ヒートショック防止やカビの発生源となる結露も抑えられます。タイル貼りの浴室でもシステムバスでも取付は可能です。
浴室換気乾燥暖房機/現在の換気扇を浴室換気乾燥暖房機に交換
寒くなってくると脱衣所や浴室での急激な温度変化による身体への負担が大きく、ヒートショックを招く要因につながります。ヒートショック関連で入浴中に亡くなられる方は、交通事故死亡者数の4倍強にもなると言われています。そこで、浴室換気乾燥暖房機の暖房機能を入浴前に使用すれば、寒暖差を軽減することができますし、乾燥機能を使用すれば雨の日や花粉の多い時期でも洗濯物を干すことができます。
★★★機器交換リフォームで快適
断熱性の高いシステムバスへ一新することで、天井・壁・床の断熱材による保温性が向上し、暖かく快適な浴室になります。
浴槽及び組蓋にも保温材が使用されていたり、冷たさを感じにくい洗い場床などさまざまな仕様がありますので、お宅に合ったシステムバスをお選びください。
毎日の生活に欠かせない浴室空間ですが、現在の浴室に寒さや不安を感じていらっしゃる方の声はとても多いです。秋のうちに寒さ対策をしておくことで冬場のバスタイムはぐんと快適になります。
寒さ以外にも浴室について気になることがありましたら、ぜひヤマシナにご相談ください。
リフォーム相談日
「相談日があると行きやすい」そんなお客様の声にお応えし、定期的にリフォーム相談を開催しております。お気軽にお立ち寄りください。
●開催日 今月は9/17(水)開催!
●時 間 9:00~17:00
●場 所 ヤマシナショールーム
※予約されるとお待たせすることなくスムーズです。
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